サイジング設計書
説明
「メモリ64GB」と書いてあるが、なぜ64GBなのかが誰にも分からない——これが最も多い型です。現行の実測値から必要量を数式で積み上げます(実測 →(1+成長率)^目標年数 → ピーク係数 → 目標使用率で割る)。前提を1つ直せば必要量が右端まで自動で追従します。機器割当シートでは必要量をサイジング計算から自動転記し、余裕率と片系停止時の使用率を出します——N+1は1台落ちたら残りが全負荷を受けるので、総搭載量だけを見ていると片系停止時の不足に気づけません。運用開始後に実測と突き合わせる見直し記録つき。
使い方
現行の実測値から始めてください(空欄は赤)。カタログ値や「だいたいこのくらい」から始めないでください。測定条件(いつの・どの期間の・平均かピークか)を根拠の列に必ず書きます。前提(成長率・ピーク係数・目標使用率)には根拠を必ず書いてください。ここが埋まっていないと、3年後に増設の話が出たとき、前提を動かしてよいかが誰にも判断できません。成長率は期間を明記してください——直近1年の値と3年平均では倍以上ちがいます。ピーク係数は資源ごとに変えてください。CPUは月末、IOPSは夜間バッチ、帯域は業務開始直後にピークが来るので、同じ係数を全資源に使うとどれかが必ず外れます。目標使用率を上げると必要量は小さく出ます。ここを上げて帳尻を合わせないでください(上げるなら増設の起票基準も一緒に上げます)。★片系停止時の使用率が100%を超える行は赤です。総搭載量が足りていても、片系停止時に足りない構成は冗長になっていません。運用開始から半年・1年で実測と突き合わせ、乖離の原因を次回の係数に反映してください。これを残さないので、どの現場でも毎回ゼロから勘で決めることになります。
この型で検査する
記入済みのファイルをアップロードすると、この型の必須項目(サイジング設計書の組込みルール)を満たしているか検査します。ファイルは保存されません。
関連するテンプレート
同じフェーズ(設計)や業界でよく使われている型です。
基本設計書(方式と方針の型)
「基本設計=方式と方針、詳細設計=具体的な値」の線引きを章構成で体現。設定値はパラメータシートに書き、本書には書かないことで二重管理を防ぎます。
IPアドレス管理表
セグメントの全アドレスを行に展開する台帳。「空き」が行として見えることで、重複払い出しを防ぎます。v2 では★セグメントごとの使用率を数式で出すようにしました(80%超で橙、90%超で赤)——IPは足りなくなってから増やせず、/24 を /23 へ広げるにはそのセグメントの全機器のアドレスを変えることになるためです。★ホスト名の重複を自動で検出し、使用中なのに用途・ホスト名が空の行、最終更新から1年以上動いていない行も色で出します。.0(ネットワークアドレス)と .255(ブロードキャスト)も「禁止」の行として残し、なぜ払い出せないかが見えるようにしました。払い出し記録シートつき。
構成図テンプレート(作図ルール+部品集)
雛形・記法ルール・アイコン部品集のセット。新設=赤枠/撤去=グレーアウトなど更改案件の描き分けを標準化します。Visio不要、PPT標準図形のみ。
通信要件一覧(FWルール表)
ゾーン定義とゾーン間ポリシーを先に決め、個別ルールをその例外として書くFWルール表。送信元・宛先・サービスが any の行と、有効期限が過ぎた行には自動で色が付きます。AD認証の内訳やIPsec・vSphereなど、毎回調べ直しているポート番号を約60件収録済み。FW機種を問わず使えます。
