Microsoft 365 パラメータシート(テナント)
説明
機器ではありませんが、設定項目に既定値があり、既定のままだと事故になるという構造は機器のパラメータシートと同じです。★核は2枚です。(1)条件付きアクセス設計 … 全ユーザーを対象にしたポリシーで緊急アクセス用アカウントを除外し忘れると、管理者を含む全員が締め出され、戻す手段が無くなります。ポリシーごとに状態・対象・除外を表で持ちます。(2)外部共有・ゲスト設計 … 既定のままだと、リンクを知っていれば認証なしで開ける共有が作れます。作った本人もどこまで広がったかを把握できません。★オンプレADとのハイブリッドも扱います。ADのUPNサフィックスが検証済みドメインと一致していないと、同期はできてもサインインできません。★既定値はテナントの作成時期とライセンスで変わるため、確証のあるものだけを記載し、それ以外は「要確認」と明記しています。
使い方
★条件付きアクセスのポリシーを1本でも作る前に、緊急アクセス用アカウントを2つ用意してください。クラウド専用(オンプレと同期しない)にし、すべてのポリシーから除外し、封緘して保管してください。★新しいポリシーは必ず「レポート専用」で出し、何人が影響を受けるかを見てからオンにしてください。★条件付きアクセスは「許可が既定」です。どのポリシーにも一致しない通信は許可されます。ファイアウォールと逆なので、ブロックしたいものは明示的に書いてください。★複数のポリシーは順序ではなく、すべてが評価されて結果が合成されます。1つでもブロックがあればブロックになるため、除外の抜けが致命傷になります。★レガシー認証をブロックする前に、使っている機器・アプリをサインインログで洗い出してください。複合機からの送信が止まります。★サイト単位ではテナント設定より緩くできません。テナントは厳しめから始めてください。★M365にバックアップは含まれません。ごみ箱と保持ポリシーはバックアップではありません。パスワード・アプリのシークレット・APIキーは書かず「別紙参照」としてください。
この型で検査する
記入済みのファイルをアップロードすると、この型の必須項目(パラメータシートの組込みルール)を満たしているか検査します。ファイルは保存されません。
関連するテンプレート
同じフェーズ(設計)や業界でよく使われている型です。
基本設計書(方式と方針の型)
「基本設計=方式と方針、詳細設計=具体的な値」の線引きを章構成で体現。設定値はパラメータシートに書き、本書には書かないことで二重管理を防ぎます。
IPアドレス管理表
セグメントの全アドレスを行に展開する台帳。「空き」が行として見えることで、重複払い出しを防ぎます。v2 では★セグメントごとの使用率を数式で出すようにしました(80%超で橙、90%超で赤)——IPは足りなくなってから増やせず、/24 を /23 へ広げるにはそのセグメントの全機器のアドレスを変えることになるためです。★ホスト名の重複を自動で検出し、使用中なのに用途・ホスト名が空の行、最終更新から1年以上動いていない行も色で出します。.0(ネットワークアドレス)と .255(ブロードキャスト)も「禁止」の行として残し、なぜ払い出せないかが見えるようにしました。払い出し記録シートつき。
構成図テンプレート(作図ルール+部品集)
雛形・記法ルール・アイコン部品集のセット。新設=赤枠/撤去=グレーアウトなど更改案件の描き分けを標準化します。Visio不要、PPT標準図形のみ。
通信要件一覧(FWルール表)
ゾーン定義とゾーン間ポリシーを先に決め、個別ルールをその例外として書くFWルール表。送信元・宛先・サービスが any の行と、有効期限が過ぎた行には自動で色が付きます。AD認証の内訳やIPsec・vSphereなど、毎回調べ直しているポート番号を約60件収録済み。FW機種を問わず使えます。
