個人情報管理台帳(保有・委託・漏えい時)
説明
個人情報の管理台帳(保有・委託・開示請求・漏えい時)。★医療(要配慮個人情報)を基準に作っていますが、業種を問わず要る文書です。重いほうに合わせてあるので、他の業種では削れる欄があります。★核は3つです。(1)保有する情報 … 部署ごとではなく業務ごとに書きます。「顧客名簿」では足りません。どの業務で・何のために・どこに置いてあるかです。置き場所が分からない個人情報は、漏れたときに範囲が決まりません。保管期限の無いものは永久に残り、その分だけ危険が増えます。バックアップと共有フォルダを忘れないでください。(2)外に出すもの … 委託先・クラウド・共同利用。自社の外に出た時点で見えなくなります。委託先が漏らしても、責任は委託した側にあります。再委託を許したかまで残します。(3)開示請求と漏えい時 … 起きてから考えると必ず遅れます。報告の期限は「気づいた時点」から数えます。「全容が分からないから報告しない」で遅れるのが典型です。★個人情報保護法・ガイドライン・条例の細部には踏み込みません。業種・規模・年度で変わるため、扱うのは台帳の型です。
使い方
★業務ごとに書いてください。部署名だけの台帳は、どこに何があるか分かりません。★置き場所を必ず書いてください。分からないものは、漏れたときに範囲が決まりません。バックアップと共有フォルダを忘れないでください。本体だけ消しても残ります。★保管期限を必ず埋め、期限を過ぎたものは実際に消してください。★委託先を全部書き出し、再委託の有無を確かめてください。クラウドは保存先の国も確かめます。契約に何を書いたかを残してください。口頭の取り決めは担当が代わると消えます。★見られる人の範囲を業務ごとに決めてください。全員が全部見られる設定は、事故の被害範囲がそのまま権限の範囲になります。退職・異動のあとにアクセス権を消してください。★漏えい時の第一報の相手を実名で1人決めてください。複数だと「誰かが言うだろう」で誰も言いません。報告の期限は気づいた時点から数えます。調査の完了を待たず、分かっている範囲で第一報を出してください。★年1回、漏えいを想定して通してやってみてください。手順の切れ目は辿るまで分かりません。
この型で検査する
記入済みのファイルをアップロードすると、この型の必須項目(個人情報管理台帳の組込みルール)を満たしているか検査します。ファイルは保存されません。
関連するテンプレート
同じフェーズ(運用)や業界でよく使われている型です。
医療安全 インシデント報告・再発防止台帳(報告から対策の確認まで)
医療安全のインシデント報告・再発防止台帳(報告/影響レベル/要因・対策/確認項目)。★この分野は「報告が集まるか」が全てです。集まらない台帳は、危ないところを教えてくれません。しかも報告は、放っておくと止まる方向にしか動きません。書く手間があり、書けば自分の落ち度として扱われうるからです。★核は4つです。(1)報告した人を責めない … 責めた瞬間、その部署からの報告は止まります。件数は減り、数字の上では安全になったように見えます。★報告件数が減った月がいちばん危ないと考えてください。だからこの台帳には当事者の実名欄を作っていません。職種と経験年数だけです。(2)レベル0・1(実害が出なかったもの)こそ集める … 実害の出た事例は誰でも上げます。上がってこないのは、間に合ったほうです。実害の出た事例しか並んでいない台帳は、手前を拾えていないという意味です。(3)「確認不足」「注意不足」で閉じない … それは原因ではなく、起きたことの言い換えです。人の注意で防ぐ対策は必ず戻ってきます。★仕組みで止める > 物を変える > 手順を変える > 注意を促す、の順に効きます。(4)対策を出して終わりにしない … 確認の日を対策と同時に決めます。決めていない対策は誰も見に来ず、半年後には期限切れの対策だけが並びます。★報告(MS-…)と対策(CA-…)を番号でつなぎます。同じ対策に複数の報告がぶら下がってかまいません。つないでおかないと「繰り返しているか」が見えません。★医療事故調査制度・報告の期限・院内の規程の細部には踏み込みません。病院の規模・機能・年度で変わるため、扱うのは記録の型です。
監視項目一覧
監視が機能しなくなる最大の原因は、閾値の設定ミスではなく★アラートが多すぎて誰も見なくなることです。項目ごとに「想定発報数(件/月)」を持たせ、合計と★1日あたりの件数を数式で出します——1日10件を超えたら、その監視は運用に渡してはいけません。★もう1つの原因は「起きても業務が動いてしまうもの」で、v3 では「業務影響(即時/性能/潜在)」の列を足しました。冗長が失われた状態(パスが1本・スタックが1台・HAが片系・仮想IPが待機系)、バックアップの失敗、保存先の空き、ログ転送の停止、レプリケーションの遅れ、書込キャッシュ保護部品の劣化、証明書の期限は★起きても業務は動く=潜在で、監視に入れていなければ次の1つで全断になるまで誰も気づけません。★潜在なのに重要度が「通知」の行は赤くなり、件数も集計されます。一次対応(障害対応フローの INC-xx)と閾値の根拠も必須の列で、空欄は赤。監視基盤そのものを別の仕組みから監視する項目と、★「監視の穴」シート(監視していないものを、していないと書いて残す)つき。
アカウント・権限管理表(Excel・棚卸し記録つき)
「今このシステムに誰が入れるのか」を即答できる状態にするための台帳。棚卸しから1年以上経った行、有効期限が切れた行、退職時の扱いが決まっていない行、特権なのにMFAが無い行は自動で赤くなります。パスワードは書かせず保管場所だけを持つ設計です。権限定義(ロール)と棚卸し記録を同梱し、監査で問われる「いつ誰が何件確認したか」まで残せます。
証明書管理台帳
証明書は切れるまで誰も見ないので、台帳側から期限を突きつける形にしないと必ず落ちます。残日数を数式で出し、期限切れ・残30日以内・更新担当が空の行は赤、残90日以内と自己署名のままの行は橙になります。サーバ証明書だけ更新して中間CAの配布を忘れる事故(端末によって出方が変わるので発見が遅れる)を防ぐため、ルート・中間CAと信頼ストアへの配布先を別シートで持ちます。更新作業の予定・実績・検証結果を残す更新記録つき。
