アカウント・権限管理表(Excel・棚卸し記録つき)
説明
「今このシステムに誰が入れるのか」を即答できる状態にするための台帳。棚卸しから1年以上経った行、有効期限が切れた行、退職時の扱いが決まっていない行、特権なのにMFAが無い行は自動で赤くなります。パスワードは書かせず保管場所だけを持つ設計です。権限定義(ロール)と棚卸し記録を同梱し、監査で問われる「いつ誰が何件確認したか」まで残せます。
使い方
パスワード・秘密鍵の値は絶対に書かないでください。保管場所だけを書きます——この表は監査や引き継ぎで人手に渡るため、値が書いてあると表が漏れた時点で侵入できてしまいます。対象は機器一覧のホスト名で書いてください(「サーバ全部」のような書き方だと棚卸しで確認できません)。退職・契約終了時の処理は、アカウントを作る時点で決めて書いてください。後から決めることにすると必ず残ります。削除したアカウントも行は消さず状態を「削除済み」にしてください(「いつ誰が消したか」が監査で問われます)。共有アカウントは橙になります。誰が操作したか追えないので、個人アカウントからの昇格で代替できないか先に検討してください。
収録内容
全6シート。各シートに書いてあることは次のとおりです(ファイルの「目次」シートより)。
- 台帳アカウント一覧
- 1行1アカウント。棚卸し切れ・期限切れを自動で色付け
- 規約権限定義
- ロールの定義。できること/できないことを先に決める
- 記録棚卸し記録
- いつ誰が何件確認したか。監査で出すのはこれ
この型で検査する
記入済みのファイルをアップロードすると、この型の必須項目(アカウント・権限管理表の組込みルール)を満たしているか検査します。ファイルは保存されません。
関連するテンプレート
同じフェーズ(運用)や業界でよく使われている型です。
監視項目一覧
監視が機能しなくなる最大の原因は、閾値の設定ミスではなく★アラートが多すぎて誰も見なくなることです。項目ごとに「想定発報数(件/月)」を持たせ、合計と★1日あたりの件数を数式で出します——1日10件を超えたら、その監視は運用に渡してはいけません。★もう1つの原因は「起きても業務が動いてしまうもの」で、v3 では「業務影響(即時/性能/潜在)」の列を足しました。冗長が失われた状態(パスが1本・スタックが1台・HAが片系・仮想IPが待機系)、バックアップの失敗、保存先の空き、ログ転送の停止、レプリケーションの遅れ、書込キャッシュ保護部品の劣化、証明書の期限は★起きても業務は動く=潜在で、監視に入れていなければ次の1つで全断になるまで誰も気づけません。★潜在なのに重要度が「通知」の行は赤くなり、件数も集計されます。一次対応(障害対応フローの INC-xx)と閾値の根拠も必須の列で、空欄は赤。監視基盤そのものを別の仕組みから監視する項目と、★「監視の穴」シート(監視していないものを、していないと書いて残す)つき。
証明書管理台帳
証明書は切れるまで誰も見ないので、台帳側から期限を突きつける形にしないと必ず落ちます。残日数を数式で出し、期限切れ・残30日以内・更新担当が空の行は赤、残90日以内と自己署名のままの行は橙になります。サーバ証明書だけ更新して中間CAの配布を忘れる事故(端末によって出方が変わるので発見が遅れる)を防ぐため、ルート・中間CAと信頼ストアへの配布先を別シートで持ちます。更新作業の予定・実績・検証結果を残す更新記録つき。
ソフトウェア・ライセンス管理表
「何本持っていて何本使っているか」を数式で出すライセンス台帳。割当数は割当一覧から自動集計し(解除日が入った行は除外)、保有数を超えた行は赤、余りが無い行と契約終了まで90日以内の行は橙になります。監査で指摘されるのは過剰割当だけと考えてよく、そこを常に見える状態にするための型です。数え方(物理コア/ソケット/ユーザー/デバイス)はベンダーの製品条項でしか決まらないため、確認すべき観点と出典を残す確認シートを同梱しています。
運用手順書(日次・週次・月次)
引き渡し後に毎日使う運用手順書。作業一覧・作業手順・実施記録の3点セットです。手順には期待結果と異常時の一次対応を必須列として持たせ、「確認する」だけで何をもって正常とするかが人によって変わる状態を防ぎます。実施記録は日付を1〜31日に展開する方式で、やっていない日が空欄として見えます。○だけでなく値(ディスク使用率・バックアップ成功数)を毎日残す欄があり、月次の容量レビューでそのまま使えます。月次作業は証明書管理台帳・ライセンス管理表・アカウント管理表の点検と対にしてあります。
