作業手順書(本番作業の型)
説明
「判断ポイント(続行/切り戻しの条件とリミット時刻)」を独立シートとして持つ作業手順書。判断リミットは「作業枠の終了−切り戻しの所要合計−予備」を数式で計算します。予定時刻は所要時間の積み上げで、実施時刻との差も自動計算。構築・移行・定期作業すべてこの型から派生できます。
使い方
コマンドはコピペで実行できる形で記載します。切り戻し手順シートは必須です(「頭の中にある」を許さない)。切り戻しの所要時間を書かないと判断リミットが実際より遅くなり、間に合わない判断をしてしまいます。日付をまたぐ作業は作業枠(終了)に翌日の時刻をそのまま入れてください(数式側で処理しています)。
収録内容
全9シート。各シートに書いてあることは次のとおりです(ファイルの「目次」シートより)。
- 計画作業概要
- 目的・対象・作業枠。ここの作業枠から時刻が計算される
項目(14件)
目的・対象機器・作業枠(開始)・作業枠(終了)・影響範囲・体制・連絡先・前提条件・関連文書・書き方・・作業枠は「作業できる時間の枠」。手順の合計時間ではなく、止めてよい時間で決める。・・日付をまたぐときは終了に翌日の時刻をそのまま入れる(01:00 など)。・数式側で日付をまたいだ分を足しているので、24:00 や 25:00 と書く必要はない。・・影響範囲は「誰に・何が・何分」まで書く。断が無い想定でも、瞬断の可能性は書く。・・1名作業にしない。確認する人がいない作業は、見落としに気づく手段が無い。
- 計画事前準備
- 当日までに終わらせること。理由まで書く
準備項目(6件)
現行コンフィグのバックアップ取得・更新ファームの配置とハッシュ照合・保守回線・コンソールの疎通確認・切り戻し手順の読み合わせ・立会者・エスカレーション先の連絡確認・対象機器の冗長状態の確認
- 当日作業手順
- 1行1操作。予定時刻は所要時間の積み上げ
- 当日判断ポイント
- 続行と切り戻しの条件、判断リミット時刻
- 当日切り戻し手順
- 戻すための操作と所要時間。リミットの根拠になる
- 当日事後確認
- 正常に戻っていることの確認と台帳の更新
確認項目(8件)
両系のファームウェア版数・全ポートのリンク状態・冗長構成の状態・業務セグメントの疎通・監視の復旧・コンフィグの保存・バックアップの再取得・機器一覧の更新
この型で検査する
記入済みのファイルをアップロードすると、この型の必須項目(作業手順書の組込みルール)を満たしているか検査します。ファイルは保存されません。
関連するテンプレート
同じフェーズ(構築)や業界でよく使われている型です。
構築チェックリスト
構築は「やったつもり」が最も多い工程です。機器を列に置いて1枚で全台の状況が見えるようにし、○=確認して問題なし/×=不合格/−=対象外/空欄=未実施を区別します。必須項目の達成率を機器ごとに数式で出すので、「だいたい終わった」で引き渡せません。搬入・据付から電源・ネットワーク・ハードウェア・OS・セキュリティ・運用・文書まで30項目。判断に迷う項目の確認手順と判定基準、引き渡しの完了判定と判定記録つき。
キッティング手順書
現地へ持ち込む前に、事務所や倉庫でどこまでやるかを決める型です。構築チェックリストが「据え付けたあとの確認」なのに対し、こちらは「持ち込む前の準備」。受入検品では★付属品まで行として数えます——レール・光モジュール・ネジの欠品は納期が2週間かかることがあり、現地の開梱で気づくと搬入日そのものを動かすことになります。機器の割当ではシリアル・機器ID・ホスト名の重複を自動で検出し、同型機の取り違えを防ぎます。進捗シートは工程ごとの○×から出荷可否を数式で出し、★全工程が終わっていないのに出荷日が入っている行を赤くします。
議事録テンプレート(基本形)
決定事項ファーストの議事録。読み手が最初に知りたい「決まったこと・宿題」を冒頭に置く構成です。定例会・顧客打合せに。
課題管理表
「ボール(今どちらが持っているか)」と滞留日数で塩漬け課題を防ぐ課題管理表。完了条件・起票元の列つき。期限超過と記入漏れの自動色付け・プルダウン設定済み。
