試験仕様書 兼 成績書
説明
仕様書と成績書を1ファイルで兼ねるSI定番スタイル。インフラ試験の観点チェックリスト(冗長化・監視発報を含む)を同梱し、試験漏れを構造的に防ぎます。★要件カバレッジのシートで、要件の側から「この要件を確認する試験が0件」を検出します。単体・結合・総合の区分別に集計し、NGの行には不具合IDを書き戻す欄を設けました。
使い方
期待結果は「第三者が合否判定できる具体性」で書いてください(「正常であること」はNG)。要件ID列が空=根拠のない試験として棚卸し対象になります。★要件カバレッジのシートに要件定義書の要件IDを全部書き写してください。書き写した分しか検査できません。試験件数が0の要件は赤くなります——その要件は誰も確認しないまま本番を迎えます。NGになったら不具合管理表へ起票し、不具合IDをこの表に書き戻してください(空欄は赤くなります)。起票しないNGは、直す人が決まらないまま残ります。
収録内容
全8シート。各シートに書いてあることは次のとおりです(ファイルの「目次」シートより)。
- 計画試験概要
- 対象範囲・対象外・判定基準・中止基準
項目(15件)
目的・対象範囲・対象外・試験環境・試験期間・判定基準・中止基準・体制・エビデンス命名規則・エビデンス保管先・書き方・・対象外を必ず書く。書かないと「試験したはず」「していない」で後から揉める。・・中止基準を先に決める。決めずに始めると、重大NGが出ても最後まで走ってしまう。・・エビデンスの命名規則を決める。決めないと、半年後に誰も探せないファイルが残る。・・判定基準は移行判定チェックリストの前提になる。あちらと文言を合わせる。
- 計画観点チェックリスト
- 試験漏れの定番。項目を作る前に一通り当てる
- 実施試験項目
- 仕様書と成績書を兼ねる本体。期待結果が判定できるかが命
試験項目(14件)
hq-coresw01 の VLAN 設定が設計どおりであること・hq-coresw01 の NTP 同期ができること・hq-app01 のディスク構成が設計どおりであること・本社から業務サーバへ疎通できること・hq-coresw01 停止時に系切替すること・hq-coresw01 復旧時にスタックへ復帰すること・業務アプリのサービスが自動起動すること・全拠点から業務サーバへ疎通できること・経路冗長の切替が業務に影響しないこと・同時接続時の応答がサイジングの想定内であること・障害検知時に通知が届くこと・許可外セグメントからの通信が遮断されること・バックアップからリストアできること・旧環境と新環境で業務データが一致すること
- 集計集計
- 区分別の件数と合格率。数式で自動集計
- 集計要件カバレッジ
- 要件の側から数える。試験0件の要件を検出する
この型で検査する
記入済みのファイルをアップロードすると、この型の必須項目(試験仕様書の組込みルール)を満たしているか検査します。ファイルは保存されません。
関連するテンプレート
同じフェーズ(試験)や業界でよく使われている型です。
不具合管理表
「おかしい」だけの報告は直せません。再現手順と期待動作を必須の列にして、空欄は赤くなります。期待動作が書けないものは不具合ではなく仕様の確認なので、QA管理表へ回す運用にしました。修正しただけでは閉じられず、再試験の結果が「合格」で初めて完了になります。検出工程を残して工程別に集計するので、受入試験・本番で出た件数がそのまま前工程の試験の足りなさを示します。原因分類ごとに「本来どの工程で防ぐか」を持つ再発防止シートつき。
試験計画書
試験仕様書(1行1試験)を書き始める前に合意しておく計画側の型です。区分ごとの想定項目数と1日あたりの消化数から所要日数を数式で出し、NG想定率から再試験のぶんまで積んで、移行判定日までの余裕(営業日)を自動で出します。余裕が0以下なら赤——その計画では試験が終わる前に判定日が来ます。本番との差異を「その差異で検出できないこと」まで書かせる試験環境シート、抜けやすい観点(冗長化・監視発報・切り戻しの検証)を先に並べる試験観点シート、リードタイムから着手期限を逆算する事前準備シートつき。
議事録テンプレート(基本形)
決定事項ファーストの議事録。読み手が最初に知りたい「決まったこと・宿題」を冒頭に置く構成です。定例会・顧客打合せに。
課題管理表
「ボール(今どちらが持っているか)」と滞留日数で塩漬け課題を防ぐ課題管理表。完了条件・起票元の列つき。期限超過と記入漏れの自動色付け・プルダウン設定済み。
